いまち月のハコニワ

発達障害&卵巣嚢腫と生きるアラサーガールブログ

化粧できないのを発達障害のせいにしちゃダメですか?でもできないんです。

 

こんにちは、いまちです。

 

今回は化粧についてです。

 

エネルギー不足で毎朝化粧ができないよ、というお話。

 

 

 

出勤前の化粧がしんどすぎる

 

 

まず前提として、わたしには発達障害があります。

 

発達障害者は、日常の些細なことをやるだけでエネルギーを消費したり、疲れやすかったりという特性があるのですが、化粧もそのひとつ。少なくともわたしにとっては。

 

だってお化粧って、すごい重労働じゃないですか。

 

顔洗って、保湿して、下地塗ってファンデ塗ってチークとかリップとか眉描いたりとか...色々やらなきゃならなくて。もう工事ですよ。顔面工事。

 

BBクリーム等を使って短縮するにしても、洗顔→保湿→クリームの流れは変えられないし。その流れが一番しんどいんだっちゅうに。

 

で、そのしんどい作業を、毎朝、「さあこれから出勤だよ!自転車&電車乗り継いで職場行くよ!しんどいけど働くよ!」って時には、やっぱりできないんですよね!とてもじゃありませんが。

 

本当、わたしはぐでたまもびっくりの超無気力人間なのでね。

 

でも、そこでわたしは思うわけです。

 

「でもさあ、世の中の多くの皆さんは、毎朝ちゃんとお化粧して出勤してるわけだよね?そしてたぶんきっとそれは、発達障害のある女の子たちも含まれるんだよね?」と。

 

いまちは気になっちゃいました。発達障害のある女性の皆さん、毎朝どうしてるんじゃろ。

 

気になったので、アンケートとってみました。

 

発達障害女子、出勤前に化粧するのかアンケート

 

 

皆さん、ご協力感謝します。

 

結果を見れば、まあ当然ですよねという感じ。当然のように、みんなちゃんとお化粧してお仕事行ってる。

 

わたし以外の発達障害女子、お化粧そんなに大変と感じてない説。または、大変でもそれくらいはね...と自分を律してやってる説。

 

どちらにせよ、皆さんすごいし偉いです。尊敬します。

 

まあでも、見ればわかる通り、しない派も22%もいるのですが、それについてはひとつ、アンケートとっていて気が付いたことがあります。

 

化粧を「しない」と言っても、人によって「しない」の程度が違うんですよね。

 

つまり、「ちゃんと保湿とかファンデとかの最低限のことはしてるけど、この程度じゃお化粧なんて呼べないわよね...」と謙遜して「しない」に入れてくれた方が、たぶんいるはず。

 

しかし!いまちの「化粧しない」はマジで本当に「しない」なので。

 

夏は日焼け止めこそ塗るものの、冬は寒いんで顔すら洗わないなんてざらです。

 

ファンデなんて塗って出勤したことほぼありませんよ。はっはっは。

 

だから、その基準でいけば実際は、ほとんどの方がちゃんとお化粧して出勤されているのでは、と思います。みんな本当に偉いなぁ...。

 

そう考えると、じゃあ発達障害を化粧ができない理由にしちゃいけないのかしら...と思ってしまいますが、まあできないものはできないのでしかたないです。

 

わたしがだめなんじゃなくて、みんながすごいだけです。(考え方がくずっぽい)

 

化粧しないで出勤したらどうなるのか?何故いけないのか?

 

そんなわけでほぼ毎日お化粧をせずに、顔を野ざらしにして職場に行っているわたしですが。

 

でも化粧しないで出勤って、そんなことしたらどうなるの???って思う人、きっといると思う。

 

どうもなりません。

 

どうもなるわけないですよね...別に。

 

だってだって、そもそも仕事に行く時にお化粧ってどうしてしなきゃいけないんですか?

 

マナーだからですか?ビジネスの場でノーメイクの汚ねぇ顔をさらしちゃいけないからですか??

 

ふざけんなよ。

とわたしは言いたい。

 

そもそもですね、女性のお化粧がビジネスマナーなんて言われてるのは、日本の特色みたいですから。

 

ヨーロッパ人なんて、仕事に行くのに化粧してもしなくてもよくて、それは個人の自由みたいですから。

 

「すっぴん」っていう概念がそもそも存在しないらしいですから。

 

日本の悪しき慣習。

 

ビジネスシーンでは女性は化粧をしなくてはならないという、日本人が勝手に作り上げた日本特有の思い込みなんですよつまり。

 

なのでわたしはヨーロッパ人の慣習をリスペクトしてすっぴんで出勤します!とかいうわけではもちろんないのですが、

 

でもヨーロッパ人の慣習のことを考えると、ちょっと気が楽になるのも確かです。

 

だって、日本から飛び出してしまえば、「すっぴんで仕事しちゃいけない」なんていう考え方自体が何の意味ももたなくなるわけですから。

 

だから少なくとも、わたしはやっちゃいけないこの世の禁忌を犯しているわけでは断じてないのです。無論。

 

それでも化粧せずに仕事に行くとなんか罪悪感的なものを感じてしまうのは、日本人が出る杭を打つ、マイノリティに厳しい国民性だからかもしれないですね。

 

みんながお化粧してるから、自分もしなきゃいけない気分になってしまうんだと。

 

でも、発達障害とかいろんな理由があって、朝どうしてもお化粧して出かけられない人って結構いると思う。

 

もしそれでなんとなく罪悪感とかを感じていたとしたら。

 

そんなもの感じる必要なんか何もないですよ、と教えてあげたい。

 

こうしなくちゃならないことなんて、この世には何一つないのですから。

 

お化粧したくない、できないならしなくて良い。別に何もいけなくない。そう言いたいです。

 

まとめ

 

今回は、化粧をせずに仕事に行くのはいけないことか?について考えてみました。

 

わたしの出した結論としては、「別にしてもしなくてもいいんじゃない?そんなの個人の自由でしょ?」という感じですね。

 

ヨーロッパの女性は化粧せずに仕事に行く人も多いということですが、日本だって男性として生活していれば、世の中から化粧を求められることはないわけです。

 

それもなんかおかしい。何故女性というだけで毎朝ちゃんとお化粧しないとならんのか。

 

男性がお化粧を求められないなら、女性もお化粧をしなきゃいけないと言われる筋合いはないんじゃないのかな、と思います。不平等だもん。

 

まあ誰がなんと言おうと、わたしは日々のエネルギー削減のために、出勤前の化粧はこれからもせずに生きていくと思いますが。

 

まあ、年齢が上がるにつれて多少は考えなきゃいけなくなるのかなとは思っているのですが…。