いまち月のハコニワ

発達障害&卵巣嚢腫と生きるアラサーガールブログ

振られた。心が痛い日々を乗り越えて気付いた大切なこと

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こんにちは、いまちです。

 

今回は、恋人に振られて気付いた大切なことを、わたし自身の体験談からお伝えしていきたいと思います。

 

わたしは1年ほど前に恋人から振られ、ショックで寝込むほどつらい思いをしました。

 

恥ずかしながらこの世の終わりというくらい苦しんだのですが、今は別れてよかったと思えています。

 

振られたばかりでしんどい方に、ぜひ読んでほしいです。

 

「仕事に集中したい」と振られ、泣き喚く

 

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時は1年ほど前。

 

わたしは当時付き合っていた恋人から振られてしまいました。

 

原因は、わたしの結婚願望の強さと、彼が仕事に集中したい時期だったということ。

 

彼はこう言いました。

「今、もう少し難しい仕事にチャレンジしていきたいと思っている。きみは結婚をかなり強く考えているけれど、今の僕にはそれに応えられない。僕にはきみを支えきれない

 

ショックでした。

わたしは、彼も結婚を前向きに考えてくれていると思い込んでいたんです。

 

けれど、彼は実際は、結婚なんてもっと先でいいから、今は仕事に没頭したいようでした。

 

その当時、わたしの結婚願望はかなり強い方でした。

 

わたしには発達障害があり、またそれが誘引となってうつ病にかかった経験もあり、今は非正規雇用で働いています。

 

しかし、その自分の働き方に不安があり、結婚をして支えられながら自分にできる働き方をしていきたいという気持ちがありました。

 

わたしのその思いが悪い方に伝わってしまったのでしょう。

 

彼はわたしのうつ病なども知っていて付き合ってくれていたので、そういうわたしの思いも受け入れてくれていると勝手に思っていました。

 

しかし、実際には彼はそれが重圧に感じられていたのでした。

 

別れの言葉を告げられ、振られたとき、彼にすがって散々泣き喚いてしまいました。

 

こういうところも、おそらく「支えきれない」、重いところだったでしょうね。

 

復縁の方法ばかり考えてた、引きずりまくる日々

 

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振られた直後、頭の中は復縁でいっぱいでした。

 

仕事の行き帰りの電車の中、夜の布団の中、トイレの中(笑)、本当にどこででも怖いくらいネットで「失恋 復縁」とかについてググってました...。

 

本当、今ならその時の自分を引っぱたいてやりたいくらい馬鹿だなぁと思います

 

でも、振られた直後って死ぬほどつらくて、もうこのつらさには終わりなんてないんじゃないかなと思うくらいめちゃくちゃつらい。

 

つらさから立ち直るには、復縁するしかない、という気持ちがすごく強かったです。

 

未練たらたらってやつですね。

 

しかし、失恋に関するいろんなサイトやブログを見ていくうちに、振られたからこそ知ることができる大切なことに気づいていきました。

 

前に進みたいなら、今までの自分を変えなくちゃいけない

 

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それは、自分を変えなくちゃならないということ。

 

振られたということは、少なからず自分に問題があるという意味です。

 

もし復縁をしたいと思うなら、当然その問題点を直さなくてはなりません。

 

また、復縁を望んでいないとしても、自分の問題点を直さない限り、誰とお付き合いをしても同じことを繰り返す可能性があります。

 

どのみち前に進むためには、自分を変える必要があったのです。

 

わたしが振られた原因は、彼の仕事が忙しい時にわたしが彼に精神的に頼りまくってしまったことでした。

 

彼はそれを重圧に感じて、わたしから逃げたくなったのだと思います。

 

誰かに精神的に頼りたくなってしまう自分を、変えなくちゃいけないと気付きました。

 

強くなりたい。

 

彼に振られた経験は、心からそう思うきっかけになりました。

 

振られたのをきっかけに自分を磨きたいと思えた

 

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わたしはそれまで自分に自信が全くなく、自分のことを心のどこかで「情けない」と思っているところがありました。

 

また、そのせいかすぐに不安になり、誰かに頼ってしまいたくなる依存体質的な面がありました。

 

わたしが自分に自信がなかった理由は、以下の3つ。

  • うつ病にかかり就活を投げ出した過去があり、そのことに引け目を感じていた。
  • 非常勤で働いているため収入が少なく、ずっと実家暮らしである。
  • 得意なことや人に誇れるようなことが何もなかった。

 

これを1つ1つ克服していくことで、自分に自信を付け、強い心をもてる、と考え、その次は具体的にどうやって克服していこうか…と思索しました。

 

こうやって、自分ときっちり向き合って課題に取り組むことで、彼以外のことを考える時間がどんどん長くなっていったのは、とても良かったと思います。

 

最初のうちは毎日とてもつらかったのですが、徐々に彼のことを考えない時間が伸び、それに慣れていきました。

 

時間って、本当に薬なんだな…と身に染みて感じましたね。

 

心が痛くて痛くて、本当にしんどくて、でもそういうときは無理矢理にでも彼のことを考えるのをやめる

 

わたしの場合は、気を抜くとすぐ彼のことを考えてしまっているくらいだったので、かなり無理矢理別のことを考えるようにしていましたが、それは正しかったなぁと思います。

 

振られた直後は死んでも慣れるもんかと思うのですが、慣れるんです。不思議です。

人間の心は上手くできているなぁと思います。

 

その後、わたしは転職活動を始め、苦手な履歴書を書いたり、トラウマだった面接を受けたりすることで、「なんだ、自分もやればちゃんとできるんじゃん!」と少し自信をもつことができました。

 

結局転職はせず、非正規の仕事を続けているのですが、この時の転職活動は本当に良い経験になったと感じています。

 

さらにこの時の履歴書を書く経験は、自分の長所や強みをあぶり出す必要があったため、それまでにないくらいに自分と向き合い、いやでも自分の良いところを見つけることができました。笑

 

転職活動をやめてからは、実家を出て自分の収入だけで暮らしていけるようになるため、1日6時間勤務だった仕事を8時間勤務にまで増やし、収入をアップさせることに成功。

 

わたしにはかなりきつく、たまに体調を崩しますが、今のところ頑張ることができています。

 

今後お金がある程度貯まって、仕事のペースに慣れてきたら、実家を出ることを前向きに検討したいと考えています。

 

こんな風に、振られた直後は復縁したいから、という理由が強く念頭にあって自分磨きを始めたのですが、気付けばただただ自分の人生の質を上げるためだけに頑張ることができていました

 

 気が付くと時間が経っていた

 

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こうして失恋を原点に、自分を変えようと奔走すること1年。

 

すっかり彼に振られたつらさは忘れ、彼への想いそのものも薄れてきました。

 

当初は本当につら過ぎて、復縁のことしか考えられなかったのですが、今振り返ってみれば、あんなに彼にばかり固執してしまう自分は少し異常だったのかもしれない、と冷静に考えることができます。

 

自分の中の気持ちの比重が彼にばかり偏っていて、もっと自分の人生を色鮮やかにするような景色が見えていなかったのかも、と。

 

恋愛はそれにばかり夢中になるのではなく、仕事や友達、自分の時間などとバランスを取りながら楽しむことが必要なのだと強く感じました。

 

特に、恋愛に溺れて自分自身のことを大切にしてあげることができていないと、自分に魅力がなくなって、それが回りまわって恋愛が上手くいかなくなる、なんてことにもなるのかな、と思います。

 

たしかに、振られた直後は、もう死にたくなるくらいにつらいです。

 

泣いて泣いて、「もう涙も出ない...なのに泣けるよ...しんどいよ...」と思うくらいつらい。

 

失恋の傷を癒す薬は2つだけです。

 

それは、時間と新しい恋。

 

復縁も新しい恋に入ると、わたしは思います。

 

けれど、その恋に進む前に、一度自分磨きに時間をかけて、明るい自分を取り戻した方が、どちらにせよ上手くいく、というものです。